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お香とは?
もとは、仏教に伝来するもので、室町時代に文化の発展とともに香道(こうどう)という香りを当て合う上流階級のお遊びから成り立ちました。
線香的なイメージが強いですが、現在では、アロマオイルなど練りこんでいるものも多く、インセンスと呼ばれ、アロマテラピーのような捉え方で癒し、芳香、消臭、安眠、心身のバランス調整などで女性を中心に和みの香りとして幅ひろく用いられています。燃焼後の残り香で楽しみます。
お香の原理
お香は、火を付けて炎を消し香りをくゆらせます。適度な温度で空気中に発散されるので、原理はアロマテラピーの油を熱するのと同じ。昔から邪気や悪気を払うとされ、魔除けなどにも使われてきました。媚薬としても用いられていたようです。
お香の原料
様々な漢薬香料(伽羅・沈香・白檀・乳香・桂皮など)を粉末にし、調合した原料にベースとなる椨粉(タブコ)を加え均一に混合します。
『椨粉』とはタブの木の皮を乾かし粉末状にしたもので、天然の原料を粘土状に練りあげるためのつなぎの役目をします。加える香料(アロマオイルなど)で様々な香りのお香ができます。
当店のお香は、焚く前の香りと、焚き終わった後の香に差が少なく、シンプルかつクリアな芳香が楽しめます。